インドTorrent Pharma、セマグルチドペン製品を自主回収――Dr. Reddy'sの特許通知を受け | KusuriJapan

インドのTorrent Pharmaが、Dr. Reddy'sからの特許侵害通知を受け、一部セマグルチド注射ペン製品を自主回収すると発表した。

要点 インドのTorrent Pharmaceuticalsが、競合他社Dr. Reddy's Laboratoriesからの特許侵害通知を受け、一部セマグルチド注射ペン製品を自主回収すると発表した。 今回の回収は品質・安全性の問題ではなく、知的財産権をめぐる企業間紛争に起因する点が特徴的である。 セマグルチドは日本でも承認済みであり、国内臨床への直接的な供給影響は現時点では報告されていないが、グローバルなジェネリック・バイオシミラー市場の動向として注視が必要とされる。 品質問題ではなく特許紛争が回収の引き金となった Reutersが2024年に報じたところによると、インドの製薬大手Torrent Pharmaceuticalsは、同社が販売する一部のセマグルチド注射ペン製品について自主回収を実施すると発表した。回収の直接的な契機は、同じくインドの製薬大手Dr. Reddy's Laboratoriesから送付された特許侵害に関する通知書とされる。 通常、医薬品の自主回収は製造上の欠陥や品質逸脱、汚染問題などを理由とするケースが多い。しかし今回は安全性や有効性に関わる問題ではなく、知的財産権の帰属をめぐる企業間の法的争いが発端となっている点で、性格が大きく異なる。 セマグルチドをめぐる市場競争の激化が背景にある セマグルチドは、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)