再発・難治性DLBCLに対するOdronextamabの有効性:第II相ELM-2試験解析 | KusuriJapan

再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対する二重特異性抗体Odronextamabの単剤療法が、第II相試験において有望な有効性と安全性を示しました。CAR-T療法後の再発例に対する新たな選択肢と…

二重特異性抗体(Bispecific Antibody)の可能性Odronextamabは、B細胞上のCD20とT細胞上のCD3に同時に結合する二重特異性抗体です。患者自身のT細胞を腫瘍細胞へと誘導し、活性化させることで強力な抗腫瘍効果を発揮します。臨床試験の結果ELM-2試験の中間解析において、重篤な前治療歴のあるDLBCL患者に対し、高い奏功率(ORR)と完全奏功(CR)率が確認されました。特に、CAR-T療法を含む複数の治療に抵抗性を示した患者群においても一定の効果が得られた点は臨床的意義が大きいです。安全性プロファイル主な副作用としてサイトカイン放出症候群(CRS)や神経毒性が報告されていますが、多くの症例で管理可能であり、入院期間の短縮などQOLへの配慮もなされた投与スケジュールの開発が進んでいます。