オンコリスバイオファーマ、ウイルス療法薬テロメライシンの製造体制強化 | KusuriJapan
腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン(OBP-301)」の承認申請に向け、オンコリスバイオファーマは商用製造の準備を本格化させています。安定供給体制の確立が株価反発の材料となっています。
テロメライシンの特徴がん細胞で特異的に活性が高いテロメラーゼプロモーターを利用して、がん細胞内でのみ増殖し、細胞を破壊する遺伝子改変アデノウイルスです。食道がんに対する放射線併用療法などで良好な臨床成績を示しています。製造プロセスの確立ウイルス療法薬は生物製剤であり、均質な品質での大量培養には高度な技術が必要です。提携先である中外製薬とのライセンス契約解消後、独自の製造パートナーシップを構築し、GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)適合施設での製造体制を整備しています。市場投入へのロードマップ2026年以降の承認取得と販売開始を目指し、規制当局との協議が進められています。日本発の革新的なウイルス療法薬として、難治性がん患者への貢献が期待されています。