ノバルティス、兵庫・篠山工場に放射性医薬品の新製造棟建設:2026年稼働へ | KusuriJapan

ノバルティス ファーマは、兵庫県丹波篠山市の工場内に、がん治療用放射性医薬品(ラジオアイソトープ内用療法薬)の製造施設を新設します。約1億ドルを投資し、国内における安定供給体制を確立します。

核医学治療(RLT)の拡大に対応ノバルティスは、標的分子に放射性同位体を結合させてがん細胞を内部から照射する「放射性リガンド療法(RLT)」を重点領域としています。神経内分泌腫瘍治療薬「ルタテラ」や、開発中の前立腺がん治療薬などの需要拡大に対応するため、国内製造拠点の整備が急務でした。サプライチェーンの強靭化放射性医薬品は半減期が短く、製造から投与までの時間管理が厳格に求められます。海外輸入に依存しない国内一貫製造体制の構築は、物流リスクを低減し、日本の患者へ確実に治療薬を届けるために不可欠なインフラ投資です。地域医療経済への貢献新製造棟の稼働は2026年を予定しており、地域の雇用創出や技術移転にも寄与します。日本がアジアにおける核医学治療のハブとなるための重要なマイルストーンとなります。