経口GLP-1薬Foundayo、イーライリリーがFDAへ2型糖尿病の承認申請 | KusuriJapan

イーライリリーが経口GLP-1受容体作動薬オーフォーグリプロン(Foundayo)をFDAに申請。注射不要の小分子GLP-1薬として注目される。

要点 イーライリリーが2025年の米国糖尿病学会(ADA)年次集会に合わせ、経口GLP-1受容体作動薬オーフォーグリプロン(米国名Foundayo)の2型糖尿病治療薬としてFDAへの承認申請を発表した 注射剤を必要としない小分子GLP-1受容体作動薬として開発されており、既存の経口GLP-1薬(セマグルチド錠)とは異なる化学的アプローチをとる点が新しい 日本では現時点で未承認であり、国内臨床への直接的な適用には至っていないが、経口GLP-1薬クラスの競争激化は今後の治療選択肢に影響を与える可能性がある 経口GLP-1薬という選択肢が広がりつつある背景 2型糖尿病および肥満領域において、GLP-1受容体作動薬(GLP-1 RA)は血糖管理と体重減少の両面で高い有効性が示されてきた。しかし既存の主要製品の多くは皮下注射製剤であり、注射への抵抗感や手技の煩雑さが患者アドヒアランスの障壁となることが指摘されている。ノボノルディスクが開発したセマグルチド錠(米国名Rybelsus)は経口GLP-1 RAの先行製品として承認されているが、食事制限を伴う服用条件が使用上の制約となっている。 こうした状況のなか、イーライリリーが開発したオーフォーグリプロン(Foundayo)は、ペプチド系ではなく低分子化合物として設計された経口GLP-1 RAである。低分子であるため食事の影響を受けにくく、服用条