豪テリックス社、放射性医薬品パイプラインへの期待から株価上昇 | KusuriJapan
オーストラリアのバイオ医薬品企業テリックス・ファーマシューティカルズの株価が上場来高値を更新しました。診断・治療一体型「セラノスティクス」技術への市場の期待が反映されています。
放射性医薬品(RPT)への注目テリックス・ファーマシューティカルズ(Telix Pharmaceuticals)は、がん細胞に特異的に集積する放射性同位元素を利用した診断・治療一体型の核医学製品を開発するオーストラリア企業です。同社の株価は、臨床パイプラインの進捗と市場機会への期待からAUX上場来高値を更新しました。セラノスティクス:診断と治療の融合同社の技術は、PET画像診断により腫瘍の位置を同定した後、同じ標的分子に対する治療用放射性核種を投与することで、全身性の微小転移を含めた治療を可能にします。特に前立腺がんのPSMAリガンドや腎がん向けの製品ラインが注目されています。核医学市場の拡大ノバルティスをはじめとする大手製薬企業の参入や各国での規制整備の進展により、放射性医薬品市場は急成長が見込まれています。テリックス社はこの成長分野におけるリーダーシップを確立すべく、製造能力と臨床開発の両面で積極投資を続けています。