膠芽腫(GBM)に対するTTFields併用療法:三剤併用で生存期間延長 | KusuriJapan
悪性度の高い脳腫瘍・膠芽腫に対し、腫瘍治療電場(TTFields)と免疫療法・化学療法の三剤併用が生存期間を有意に延長することが報告されました。
膠芽腫の治療現状膠芽腫(GBM)は最も悪性度の高い原発性脳腫瘍であり、標準治療(手術+放射線+テモゾロミド)を行っても予後は極めて不良です。新規治療モダリティの開発が急務とされてきました。TTFieldsの作用機序腫瘍治療電場(TTFields)は、特定周波数の交流電場を腫瘍に印加することで、有糸分裂中のがん細胞を選択的に攪乱し、細胞死を誘導する非侵襲的治療法です。三剤併用療法の成果TTFieldsに免疫チェックポイント阻害剤と化学療法を加えた三剤併用療法は、従来治療と比較して全生存期間を有意に延長しました。TTFieldsが免疫原性細胞死を促進し、免疫療法の効果を増強するメカニズムが想定されています。