MIT開発のワンショットHIVワクチン:持続的免疫応答を誘導する新規アジュバント | KusuriJapan
MITが開発した新規HIVワクチンは、2種類のアジュバントを組み合わせることでリンパ節に約1カ月間とどまり、幅広い中和抗体の産生を誘導します。1回接種で強力な免疫応答を実現します。
HIVワクチン開発の課題HIVは高い変異性を持ち、従来のワクチン戦略では幅広い株に対する防御が困難でした。広域中和抗体(bnAbs)を誘導できるワクチンの開発が長年の課題でした。新規アジュバント技術MIT研究チームは、アルム(水酸化アルミニウム)とSMNP(自己集合性ナノ粒子)という2種類のアジュバントを組み合わせました。この組み合わせにより、ワクチン抗原がリンパ節内に約1カ月間とどまり、B細胞の成熟と抗体の質的向上を促進します。臨床応用への期待この技術は自然感染の過程を模倣し、広域中和抗体の産生を誘導することを可能にします。HIV以外の感染症ワクチンへの応用も視野に入れた開発が進められています。