WockhardtのZaynich(ナフィサルバクタム)、FDAが承認――新機序の抗菌薬が登場 | KusuriJapan
WockhardtのナフィサルバクタムがFDA承認を取得。新機序の抗菌薬として薬剤耐性菌対策に期待が集まる。
要点 インドの製薬企業Wockhardtが開発したナフィサルバクタム(米国名:Zaynich)について、FDAが承認を付与したと報告された 既存のβ-ラクタム系抗菌薬とは異なる作用点を持つとされ、薬剤耐性菌への対応が期待される新規抗菌薬である 日本では現時点で未承認であり、国内での使用には承認取得が前提となる 薬剤耐性菌への対応が求められる背景 世界保健機関(WHO)は薬剤耐性(AMR)を世界的な公衆衛生上の脅威と位置づけており、新規抗菌薬の開発は喫緊の課題とされてきた。特にグラム陰性菌やカルバペネム耐性菌に対して有効な選択肢が限られるなか、新たな作用機序を持つ薬剤への需要は高い。こうした状況を背景に、Wockhardtが開発を進めてきたナフィサルバクタムがFDAの承認を取得したと報告された。 FDAが承認したナフィサルバクタムとはどのような薬剤か ナフィサルバクタム(米国ブランド名:Zaynich)は、Wockhardtが創製した抗菌薬である。β-ラクタマーゼ阻害薬としての性質を持ち、既存のβ-ラクタム系薬との併用によって耐性菌に対する抗菌活性を発揮する可能性があると報告されている。詳細な適応症・投与量・投与経路については、FDAが公表する添付文書(Prescribing Information)を参照されたい。 今回の承認は、Wockhardtにとって自社創製化合物として初のF