植物ウイルスCPMVを用いたがん免疫療法:安全で低コストな新規アプローチ | KusuriJapan

ササゲモザイクウイルス(CPMV)が免疫系を活性化しがん細胞を攻撃する効果を示しました。ヒト細胞に感染しないため安全性が高く、低コスト生産が可能です。

植物ウイルスの医療応用ササゲモザイクウイルス(Cowpea Mosaic Virus: CPMV)は黒目豆に感染する植物ウイルスですが、ヒトの細胞には感染しません。この安全性を活かした新規がん免疫療法が開発されています。作用機序CPMVを腫瘍に投与すると、強力なインターフェロン産生と免疫応答が誘導され、がん細胞に対する攻撃が促進されます。他の植物ウイルスと比較して、CPMVは特に強力な免疫活性化能を示しました。臨床応用への期待植物由来で低コストに生産できることから、実用化への障壁が低いとされています。現在、臨床試験に向けた開発が進行中です。