レーザー駆動陽子線加速:1GeV超の高エネルギー陽子線生成に成功 | KusuriJapan

高強度レーザーを用いた新しい加速方式により、従来を大幅に上回る1ギガ電子ボルト超のエネルギーを持つ陽子線の生成に成功しました。がん治療用陽子線装置の小型化に貢献する可能性があります。

陽子線治療の現状陽子線治療は、がん組織に線量を集中させる優れた線量分布特性を持ちますが、従来の加速器は大型かつ高コストであり、普及の障壁となっています。レーザー加速技術研究グループは、特殊な構造を持つ標的に高強度レーザーを照射することで、1ギガ電子ボルト(GeV)を超えるエネルギーの陽子線を生成することに成功しました。これは従来のレーザー加速実験を大幅に上回る成果です。装置小型化への貢献レーザー技術の進歩により、将来的には陽子線治療装置の大幅な小型化・低コスト化が実現する可能性があります。より多くの医療施設への導入が期待されます。