小児の乗り物酔い対策:ジメンヒドリナートの有用性と安全性 | KusuriJapan
抗ヒスタミン薬であるジメンヒドリナートは、小児の動揺病(乗り物酔い)の予防と治療に広く使用されています。適切な用量管理と副作用(眠気など)への注意が必要です。
作用機序ジメンヒドリナート(Dimenhydrinate)は、H1受容体拮抗作用と抗コリン作用を併せ持ちます。前庭神経への刺激伝達を抑制し、嘔吐中枢の興奮を鎮めることで、めまい、吐き気、嘔吐を抑制します。小児への適応と用量2歳以上の小児に対して適応があります。通常、乗車30分〜1時間前に服用します。作用持続時間は4〜6時間程度です。年齢・体重に応じた用量調節が必須であり、過量投与は興奮、幻覚、痙攣などの中毒症状を引き起こす危険性があるため厳重な注意が必要です。副作用と注意事項主な副作用として眠気、口渇、目のかすみなどが報告されています。鎮静作用があるため、修学旅行や遠足などの活動への影響を考慮し、事前の試し飲みが推奨される場合もあります。また、他の抗ヒスタミン薬や鎮静薬との併用は避けるべきです。