難治性T細胞リンパ腫に対するCAR-T細胞療法:国際共同試験で有効性を確認 | KusuriJapan

攻撃性の高いT細胞リンパ腫に対するCAR-T細胞免疫療法の国際共同臨床試験において、有望な治療効果と管理可能な副作用プロファイルが報告されました。

T細胞リンパ腫のアンメットニーズT細胞リンパ腫はB細胞リンパ腫と比較して予後不良であり、標準化学療法への反応も限定的です。特に再発・難治例に対する有効な治療選択肢の確立が求められていました。CAR-T療法の設計と課題T細胞を標的とするCAR-T細胞は、正常T細胞をも攻撃してしまう「fraticide」問題がありました。今回の試験では、この問題を克服したCD7標的などの新規CAR設計が用いられ、有効性と安全性が示されました。臨床試験の結果国際多施設共同試験において、高い奏効率と完全寛解率が報告されました。サイトカイン放出症候群などの副作用は発現しましたが、既存プロトコルで管理可能であり、本療法の実用化に向けた期待が高まっています。