厚生労働省、「ドラッグ・ロス」解消へ未承認薬6品目の開発要請 | KusuriJapan

厚生労働省は、海外で承認されているが国内未承認の医薬品(ドラッグ・ロス)問題に対応するため、新たに希少がん治療薬など6品目について企業へ開発要請を行うとともに、臨床試験支援に乗り出す方針を固めました。

ドラッグ・ロス問題への積極的介入海外と日本の承認ラグ(ドラッグ・ラグ)に加え、そもそも日本で開発が行われない「ドラッグ・ロス」が深刻化しています。厚労省は従来の受動的な対応から転換し、学会等の要望が高い未承認薬を国が選定し、企業に開発を促す能動的なスキームを強化しています。対象となる医薬品今回対象となる6品目には、患者数が少なく収益性が見込みにくい希少がんや難病の治療薬が含まれます。これらは医療上の必要性が極めて高いにもかかわらず、企業主導の治験が進んでいなかった薬剤です。開発支援体制の整備要請を行うだけでなく、医師主導治験の活用や、国際共同治験への参加支援、承認審査の迅速化など、国によるバックアップ体制も強化されます。これにより、国内患者の治療アクセス改善が期待されます。